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開発記録 / toi-toi-toi制作記 / Vol.24 toi-toi-toi制作記 Vol.3

記事 04

予約の入り口をLINEに一本化した——11箇所のボタンをLIFF URLに変えた日

LPを見直したとき、「予約する」へのリンクが11箇所あることに気づいた。

2026-06-07 公開

LPを見直したとき、「予約する」へのリンクが11箇所あることに気づいた。

ナビゲーション、ヒーローセクション、各サービスカード、コーチングCTA、フッター。あちこちに散らばっていた。そのすべてが/reserveという直リンクを指していた。

問題は、/reserveはLINEを経由しないということだ。


このシステムはLIFF(LINE Front-end Framework)を使っている。LIFFを使うと、LINEアプリの中でウェブページを開けるようになる。LINE User IDが自動的に取得できるため、「このお客様は誰か」を予約フォームで聞かなくて済む。

ただし、その恩恵を受けられるのはLINEを経由してアクセスした場合に限る。ブラウザから/reserveに直接アクセスすれば、LINE User IDは取得できない。予約は成立するが、お客様へのLINE通知は届かなくなる。

オーナーから「予約の動線がLINEのみになっているか確認してほしい」という依頼が来た。確認すると、現状はそうなっていなかった。


対応は技術的にはシンプルだ。全11箇所のhref="/reserve"を、LIFF URLに置き換える。

LIFF URL: https://liff.line.me/2009091702-vxoLVaEX

各サービスカードには?service=Xというクエリパラメータがついている。これはLIFF URLでもそのまま引き継がれる。liff.line.me/xxxx?service=2とすれば、フォームを開いたとき片づけレッスンがあらかじめ選択される。

パラメータなしの/reserve(ナビ・ヒーロー・フッター)と、パラメータあり(各サービスカード)を分けて置換した。


LIFF URLの動作はアクセス環境で変わる。

LINEアプリから開けば、LINEの内部ブラウザでページが開き、LINE User IDが自動取得される。パソコンやLINEを経由しないスマートフォンから開けば、LINEのログイン画面にリダイレクトされる。

つまりLINEを使っていない人は、LINEアカウントを作ってからでないと予約できない。これが「LINE-only動線」の意味だ。

オーナーのビジネスはLINEを中心に動いている。お客様とのやりとりもLINE、リマインダーもLINE、キャンセル通知もLINEだ。そうであれば、予約の入り口もLINEに揃える方が一貫性がある。


デプロイして動作確認した。LPのどのボタンを押してもLIFF URLに飛ぶようになった。

一点気をつけたのは、このLINE-onlyの制約をLPで案内していないことだ。スマートフォンのブラウザからアクセスした人が「予約する」を押すと、急にLINEのログイン画面が現れる。驚く人がいるかもしれない。

ただ、予約システムの集客はほぼInstagramとLINE経由だ。LINEを持っていないお客様はほとんどいない。現時点では許容できると判断した。

次回は、訪問レッスンとオンラインレッスンを別々のservice_idに分けた話を書く。

シンプルシステム株式会社 代表 伊藤勝彦